脳卒中・脳出血・脳梗塞ってどんな病気?
脳卒中と聞くと、脳の病気のように思いがちですが、脳の血管で起きた異常によって発生する症状の一つなのです。心臓の血管で異常が起きれば、心筋梗塞とか狭心症と言います。
当サイトでは、分かりやすく表現することに重点をおいています。専門用語はできるだけ日常で使う言葉に変えています。
花木草太さんの場合
石川県の金沢市に住む花木草太さんは、毎朝6時に起き、起きがけにタバコを一服します。洗面と朝食を済ませスーツに着替えているところです。
ワイシャツのボタンをつまもうとしても、すべってうまくつまめません。草太さんは「歳かな?」と苦笑しながらもなんとかボタンを留めて、仕事に向かいました。
会社の玄関を入るところで、草太さんはつまづいて転びそうになりました。段差も何もないところでしたので、おかしいなと思いながらもそのままデスクまで行き、仕事に取り掛かりました。
次の日の朝、いつものように起きて、朝食を食べようと席に座りました。右手に箸を持とうとしましたが、箸は手から滑り落ちてしまいました。落ちた箸を拾おうとして、草太さんも椅子から落ちて床に倒れました。
妻のヨシさんはびっくりしましたが、すぐに「病気がでた」と思い、救急車を呼びました。
救急車が近くの病院に到着し、すぐにCT検査をしました。しかし、まだはっきりとした異常な所見はみられませんでした。意識がはっきりしていないこともあり、入院することになりました。その日の夕方になり、もう一度CT検査が行われました。CT画像には淡く黒い影が映ってきており、脳卒中との診断がなされました。脳卒中のなかでも、血管がつまって起こる脳梗塞だと言われました。
主治医からヨシさんに病気の説明があり、治療方針に対する同意を求められました。そして、倒れたときの様子や今までにかかった病気、生活習慣について詳しく聞かれました。
ヨシさんは不安で不安でたまりませんでした。